電気資格の頂点!電験1種について

電気系の資格は難易度の高いものが多く、業界内では知名度が高い割に保有者が少ないため比較的評価されやすいのが「電験」です。

知識検定的用途で多くの電気系業種で高評価を受けます。メーカー、電気施工管理、電気設計、ゼネコン、工場管理、ビル管理、不動産管理、電力会社、鉄道会社、技術営業、専門教員など。特に電力会社・電源開発会社やメーカー、建設業で人気で、ビルメンによる取得もそこそこの割合を占めます。

電気工事士、電気主任技術者、電気施工管理技士、電気通信主任技術者、エネルギー管理士(電気)、技術士(電気・電子)等々、様々な電気関連資格が存在していますが、その中の頂点であると言っても良いのが、「第1種電気主任技術者試験」通称電験1種です。

難易度は極めて高い

電験3種ですら、高難易度資格の仲間に入ります。電験3種はビルメンの花形資格的な扱いであり、合格率の低さもあって、持っているだけで一目置かれます。それより2段階上位の資格になり、電験1種の難易度は極めて高いです。

合格率は1次試験が10~15%程度、2次試験も10~15%程度。合わせて、2~3%程度の合格率です‥!電気系資格でトップクラスというだけでなく、技術系資格としてもトップレベルなのは間違いないでしょう。

ここまでくると、受験自体をあきらめる人が数多く出てきます。私も一時期諦めかけましたが、今は数年計画での受験を前向きに検討しています。

「肩書」としての用途

ビルメンとしては、専用受電の大規模工場で使うかどうか……といったところでしょうか。あとは発電所・変電所とかなので、ビルメンの範疇からは外れそうです。

ただ、「肩書」として持っておきたい資格です。もちろん、資格をぶら下げて歩くわけじゃないので、ここぞという時だけ肩書を使えばよいです。

以前の勤務先に技術士がいましたが、名刺に入れるバージョンと入れないバージョンを作っているとのこと。まあ、技量を試すように妙な質問されても困っちゃいますからね。。。

電験1種の参考書は?

電験1種は、市販の参考書が少ないです。というか、ほぼないです。大学等で使用される専門書を使用するくらいでしょうか。電気科卒の人や現役の教員の方なんかは、むしろ電験3種より学校で勉強する内容に近いと思いますので、1種の方が簡単、という場合もあるかも。

参考書に関して、どれを揃えれば良いかわからない……という人は、電験2種受験時の本の復習も役立つかもしれません。3種の復習が2種の勉強に役立つのと同じ感じですね。

あとは、1次対策本としてオススメなのが2種の項目でも紹介した「テーマ別電験第1・2種一次試験過去問題集」。2種の復習にもなるし、1種の問題だけやっても十分です。理論で詰まるようなら、「電磁気学」や「電気回路」の本で補うのも一考の余地あり。基礎からしっかり勉強しなおしましょう。

こういった技術系分野の資格では、基礎的な知識は変わらないので、古い本でも大丈夫です。技術系の大学を出た方なら、電気の分野も少しかじっているかもしれません。過去の本をあさってみましょう。

持っていない方は、過去問だけでは不十分なので、なんらかの専門書を入手する必要がありそうです。大き目の古本屋で見つかれば儲けもの。少し参考にするだけでも、十分に元は取れるでしょう。探しにくいならネットで新品を買うのもアリ。

勉強の継続が大事

私自身は、2種の復習を結構やっています。1種の受験は長期計画になるはずだし、せめて持ってる資格くらい理解しておこうという感じです。キリが付いたら過去問にも本格的に取り掛かろうと思ってます。

電験2種合格の時点で資格としては十分です。しかし、何かの資格を一つ「極める」という経験は、資格自体の価値以上の経験をもたらしてくれると考えています。そういう意味では、電験1種は非常に良い目標になります。

継続は力なり!頑張っていきたいですね。