ビルの設備トラブルはお決まりのパターンが多い?

ビルメンに転職前、ビルの設備トラブルに対応できる自信がありませんでした。というのも、何が起きるかわからないと思っていたからです。

しかし、設備というのは人間が使うものです。人間の行動パターンを考えれば、おのずと設備の使用頻度などもわかってきます。

また、設備の構造上、先に不具合が起きやすい部分などが存在しています。通常の使用ではまず悪くならない箇所というものも多く、それらは故障の心配からは除外が可能。

つまり、ある程度の故障・不具合のパターンが存在しているんですね。

これが理解できるようになると、何が起きるかわからないという不安感が幾分かは軽減されると思います。いくつか例を挙げます。

まず壊れない箇所の例

例えば、電気のケーブルであったり、空調の配管・ダクトであったり。これらは何十年という単位で悪くなる部分ですので、経験1年未満のビルメンが遭遇する不具合ではありません。

計画修繕として張り替えが組み込まれていることが多いですので、不具合というよりも長期的な設備更新となっています。

行動パターンによる不具合の例

例えば、洗面台の排水不良。手洗いにより髪の毛や唾、手の油などが蓄積され、排水トラップが詰まってしまうのです。

トラップは封水といって臭い防止・虫侵入防止などの役割もあります。しかし、洗面台を使用する時の特徴として出てきやすい汚れを受ける部分としても、外して清掃しやすい部分として使えるんですね。

「洗面台の排水不良→トラップやポップアップの詰まり」とほぼ断定が可能。なぜなら排水の主管は径が大きなものを使用しているため、滅多なことでは詰まることはないからです(だからと言ってカップ麺の残りとかを捨てないでくださいね!)。

例として洗面台を挙げましたが、他にもこのような「お決まりのパターン」の不具合は多数あります。経験を重ねればわかってくる部分ですし、事前に勉強もしておくことが可能。「突発的なトラブルが苦手」という人も安心です。

まとめ~未経験でも心配は要らない!

未経験でなおかつ突発的な対処が苦手という人でも、ビルメンは務まります。簡単な仕事ばかりではありませんが、ある程度パターンが決まっているからです。

あとは、その起きやすい不具合を想定して、事前に準備・勉強しておく。それだけで十分です。どうしても対処できない時は、素直に先輩に頼るのも一つの手ですしね。

私も初めは「何か起きたらどうしよう‥」といつも心配していましたが、最終手段としては一次対処だけして業者手配と緊急連絡だけしておくのでも良いです。

未経験でも心配は要りません。慣れればかなり楽な部類の仕事ですので、なかなかビルメンは良い仕事ですよ!