基本情報技術者、略称FEは、情報処理技術者試験の一区分。レベル1~4のうち、「レベル2」に相当する資格となっています。
どんな人が受ける試験?
主に情報系学科の学生やプログラマの方に人気の試験で、プログラムの問題も出題されています。
しかし、一般の人にも有用な試験です。マネジメント系・ストラテジ系といった、経営戦略も含むような内容がこの試験で勉強できるからです。
もちろん、情報の基礎理論やネットワークについての知識も要求され、工事担任者試験と共通する項目もあります。
関連資格について
上位資格に「レベル3」の応用情報技術者や、さらに上位に「レベル4」の高度試験がありますので、そこまで目指す場合、この資格は大事です。
別方面の資格として、電気通信の資格の工事担任者や電気通信主任技術者があります。ビルメンが目指していくのは、どちらかといえばこちらの方ですね。
共通する部分が多いとまでは言えませんが、少なくとも所持していないよりは有利に勉強が進められるはずですので、先に工事担任者の方を取っておくのもアリです。
午前本・午後本は別途購入しよう!
基本情報は午前試験と午後試験があります。午前試験はマークシート方式で過去問からの出題が多く対策は容易。
午後試験はセキュリティやプログラム等、必須問題と選択問題があり、選択問題では表計算も選べるなどプログラマや情報系学生以外の方への配慮もされています。
基本は、午前対策本と午後対策本を分けて購入しておくのが良いでしょう。
苦手意識をなくそう!
「基本」というだけあって、理論的な基礎部分を学ぶことができます。情報系ってなんかとっつきにくい……と思っている人こそ受けてほしいです。合格する頃には、苦手意識はなくなっているはずです。