そもそもビルメン4点セットって?

ビルメン4点セットとは、ビルメンに転職するために取得が推奨されている資格のことです。

一時期は、「ビルメンは楽」という噂が広まり、ブラック企業からの脱出やセミリタイアを考える人がビルメンへの転職を目指していました。

一時期ほど「楽な仕事」ではない

現在は一時期よりビルメンの仕事も大変になり、「他の仕事よりは楽」程度になってしまっていますが、まだまだ転職を考える人は多いです。

転職に有利な一番の資格は「年齢(若さ)」とも言われますが、ある程度年齢がいっていれば資格未所持だと厳しい戦いを強いられます。系列系ビルメンの合格基準として、25歳未満ならやる気があれば無資格でOK、30歳未満ならビルメン4点セットのうちいくつか持っておけば未経験でもOK。30代からは多少なりとも資格は必須、40代以降は役職や責任者の経験が必要、といったところでしょうか。なお、独立系であればもう少しハードルは低いようです。

ちなみに、新卒者は他の楽で収入も高い仕事に就けるので、わざわざ低収入のビルメンを選ぶ必要はありません。設備が好きな場合は別ですけどね。

ビルメン4点セットの関連設備

設備の概要としては、

①電気・通信設備
②空調・衛生設備
③消防・防災設備

等に大別されます。

ビルメン4点セットでは、

①第2種電気工事士
②2級ボイラー技士、第3種冷凍機械責任者
③危険物取扱者乙4類

となります。
設備のほとんどの基礎知識が、この4点セットの取得により身に付くとされているのです。もちろん、不足する知識もありますが、転職を志す未経験者であれば、この4点を持っていれば十分でしょう。

関連・上位資格も取ろう

ちなみに、他の転職希望者より一歩先にいきたいなら、関連資格・上位資格も取得していきましょう。

①の電気系での上位資格は電験が有名どころ。他はエネ管(電気)が重要資格。

②の空調・衛生系での上位資格はビル管が最重要資格。実務経験の証明にもなります。

③の消防・防災設備での派生資格は防災センター要員などの「防災4点セット」、消防設備士の各類があります。

消防設備士、電験は未経験でも資格取得可能。電験3種は科目合格でも評価されます。もし年齢が若い方なら、電験2種まで取得すれば職の選択肢が広がります。

ただし、まずは基本の「4点セット」と覚えておきましょう。